兄弟怪獣

昨日はお昼過ぎに帰宅して準備。トランクも靴も新調した。列車に乗って熊本へ。

バスの出発まで一時間ほどある。駅ビルの中のいつものカレー屋さん。

店員さんの笑顔がここは良い。

さて出発。数時間バスに揺られて子供の頃に住んでいた街まで。

到着は夜。繁華街にある24時間営業のお総菜屋さんで夕食を買う。

その日はホテルの温泉に入っておしまい。

 

二日目の今日。雨だ。

朝食会場では私と同世代あたりの野球のユニフォームを着た団体さんが。

つーか飯食う時くらい帽子取れや。スポオツマンやろう。

朝からレンタカーを借りて、計画をしていた目的地まで。

高速に入り、山奥の滝を目指す。メインの入口はプチ観光地。

人が多い。駐車場も多い。苦手だ。

ぐるりと回ってひと気の無い駐車場に車を停め、遠回りで歩いてみる。

とりあえず珍しい岩やら川を眺めて出発。缶コーヒーを一本だけキメる。

f:id:tzo2015:20150602113153j:plain

山を車でグングン登って降りて、次の目的地のナントカ池を見に行くが、雨と霧で殆ど見えず。写真も撮れず。

 

途中、偶然とある温泉地のリゾートホテルの前を通りがかる。ここはお初だとばかり思っていたが、一気に記憶の扉がブワワッと。

 

四十数年前、家族で夏休みに来たホテルだ。

 

ホテル名入りの写真もあるので恐らく間違いはない。

「ウルトラマンレオ」のショーを見た。休憩中の兄弟怪獣二匹にウチの兄が捕まって、私は「恐怖」というものを憶えた記憶がある。

 

感傷に浸る間もないままスルー。

 

晴れていればゆっくり前述の何とか池で音楽でも聞こうかと思っていたが、街に戻る。予定が大幅に繰り上がった。

 

そして、「記憶の扉」が開く出会いへ続く。