ラムネ的な

四日目。後半のメインイベント予定。朝食は団体が多いとの事で10分待ち。一人もんにとって団体さんはウザいが、朝食時間が遅れたことをホテル側に文句を言う夫婦とかもキライ。

団体さんは海外からのようだ。昨晩Wi-Fiが全然繋がらなかったのと関係あったのか?

 

オープンと同時に車を借りに行く。おおう、Bluetoothスマホをポッケに入れていても音楽が鳴りよる。

 

目的の場所へ向かう。一昨年の今頃も来たのだが、バス移動だったので思うように身動き取れず。前回は行けなかった天岩戸神社へ。

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お参りをして、綺麗で上品な音のする鈴を買った。

少し歩いて天安河原まで。こういう所は誰もいない時に来るべきだね。それでも我々にとっては非日常の景色。この世とアチラの境目というか。

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大木やら川面やら眺めて退散。

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さてさて、田舎を満喫するか。本当はそこで宿泊をしたいと思っていた、ある村へ向かう。

 

そんな山の中。車を走らせていると、道中の案内表示に「〇〇市街→」なんてのがよくある。所謂我々が想像する「市街地」ではなくね。個人商店が数軒並んでいるだけのような、そんなんが良い。

全国チェーンのコンビニではなく、自宅と兼用の〇〇商店みたいな。食品から生活用品から何でもあって、でも品目ごとの種類はごく限られているという。

 

そんなに広くない店内で、コンクリの床で、野菜と冷蔵庫と洗剤と、ほんのり自宅のお仏壇から漂う線香の香りとか。それらがミックスされた匂いで、見事に子供の頃の夏休みが蘇る。

 

なんか街へ戻りたくない。ずっといたいなあ。

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 こういう所に実家というか故郷を持っているひとは、幸せだと思う。

 

暮れ近くまでブラブラしていくうちに、コンビニや対向車や信号も多くなる。街道に戻ると、どこの街でも目にするロードサイド店舗の看板。便利なんだけど地元とあまり変わらない景色だ。だけどそれも勝手な旅行者の感傷だ。

 

今夜は最後の夜。とはいっても別に飲みに行くわけでもなく、弱いお酒とおつまみを買ってホテルで一杯。

 

遠足に行った感じの疲れ方。心地よい。

 

今回はそんなにハプニングも無し。昨年夏の旅のように人間観察も無かった。そしてほぼ無口。無表情。やっぱそういうのは地元の生活列車や路線バスに乗らんとね。

 

昨年辞めてしまった別のSNSでは、結構ネタがあったので日記も濃く書けたけど、今回はあっさり。

まあ、こういう時もあるでしょうよ。

 

さてと、明日は最終日。ホントに明日まで休日だよな?と毎回疑ってしまう。

寝よう。